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Patholoscope

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免疫染色画像解析ソフトで病理医や作業者の負担を減らす

免疫染色画像に最適な解析ソフトウェアPatholoscope(パソロスコープ)。乳癌、神経内分泌腫瘍、消化管間質腫瘍、脳腫瘍等におけるKi-67、ER/PgR・HER2などの解析をより素早く、簡単に実現することができます。本ソフトはシンプルな操作性と作業者の負担軽減を目的に作られております。


Patholoscope ご導入ユーザーご紹介:

        
聖路加国際病院 病理診断科 鹿股先生

        京都府立医科大学附属病院 病院病理部・病理診断科 小西先生

        川崎医科大学 呼吸器内科学教室 大植先生

ロゴ.png

免疫染色画像解析を強力にサポート

特徴_情報1.png 免疫染色法に伴う画像解析を範囲とし、下記のバイオマーカー解析作業の支援を行います。
・Ki-67
・ER/PgR
・HER2
今までの顕微鏡観察によるこのような解析は非常に時間のかかる作業でしたが、本ソフトの画像撮影・解析支援によりわずか数秒で作業を完了でき、大幅な作業負担軽減を実現しました。

また、細胞カウント機能に限定したライトモデルPatholoCountもご用意しております。

長年培った独自のアルゴリズムにより、精度よくカウント可能

特徴_情報3.png 通常の画像処理ではできなかった、薄い陰性の細胞のカウントや重なった細胞などのカウントを独自のアルゴリズムで分離しカウントができます。

施設ごとの判断基準に基づきパラメータを設定することが可能

施設により違う染色方法・判断基準に対応するため、各施設ごとの基準を設定できます。
また、作業者個人の見立てに左右されることなく結果を出すことができます。

原画像との比較機能

特徴_情報6.pngカウント画像と原画像を並べて表示する機能を搭載。
カウント結果が一目で分かる為、作業者以外の方への報告書やレポートにも活用できます。

バーチャルスライドスキャナの撮影データに対応

1328480345543.jpg 浜松ホトニクス製バーチャルスライドスキャナNanoZoomer(ナノズーマー)シリーズで撮影されたNdpiファイルから直接、解析を行うことが可能です。

大容量となるバーチャルスライドのデータをレビューしながら、ホットスポットだけを切り出してシームレスに解析を行うことができます。 パソロ_ナノズーマー1.png

顕微鏡用デジタルカメラと連動

特徴_情報7.png 各種の顕微鏡用デジタルカメラと連動可能。顕微鏡画像をライブで映しながら必要な箇所を処理できます。

※カメラの種類により対応状況が異なります。対応済みのカメラについては弊社までご確認ください

研究者用途には研究パックを用意

研究用途には「Patholoscope」と画像解析ソフト「WinROOFシリーズ」をセットにし、 金額的に非常にお得な研究パックを用意しております。

Patholoscope研究パック

PatholoscopeとPatholoCountの機能比較表

patco02.png

PatholoscopeとPatholoCountでは永久ライセンスと年間ライセンスという2種類の購入方法を選んでいただくことができます。 年間ライセンスでは初期費用を抑えてのご導入が可能となります。

高速・高精度 細胞カウント機能

高速細胞カウント_情報1.png免疫染色画像での細胞カウントがまだ目視で行われている背景には、自動的に細胞カウントを行うことが一般的な画像処理だけでは非常に難しいという背景があります。Patholoscopeは私たちが長年画像解析に携わってきた経験を活かし、開発した専用アルゴリズムを採用することで細胞のエッジや境界、1つ1つの領域を正確に認識します。このアルゴリズムによりカウントが困難であった免疫染色画像についても、優れたカウント精度および、細胞分離、陽性・陰性判定を実現しました。この機能により、数秒の待ち時間でのカウントを実現しました。


リンパ球や紡錘性組織の除去機能


高速細胞カウント_情報2.png業務で利用できるレベルで免疫染色画像の細胞カウントを自動で行うためには、単に条件を満たす対象を検出するだけでなく、不要な部分を細胞カウントの結果へ含めないことも非常に重要です。Patholoscopeでは染色領域の形状認識機能を強化することでリンパ球や紡錘性組織と考えられる部分をカウント対象から除外することが可能となりました。このリンパ球や紡錘性組織の除去機能により更に高精度な細胞カウントや解析を実現します。


測定エリアの設定が容易に行えます


高速細胞カウント_情報3.png免疫染色画像から自動的に細胞カウントを行う際には、単純に画像全体を対象に細胞カウント処理を実行するだけでは十分ではありません。人が目視でカウントするときのようにカウントの対象となる範囲をあらかじめ設定する必要があります。

Patholoscopeではこの測定するエリアを独自のアルゴリズムによりを自動で検出する機能を用意しております。また、マニュアルでの描画も可能ですので、自動認識が難しい場合も手軽に修正を行っていただくことができます。いくつも範囲を設定でき、範囲の追加/削除・範囲を広げる/狭めるといった編集も簡単に行うことができます。


高速細胞カウント機能(Ki‐67、ER/PgR)とはどのようなものか


Ki67やER/PgRなどの検査を行う場合、細胞をカウントするという行為は非常に時間がかかり、忙しい医療関係者の方々にとって大きな作業負担となっています。

また、様々な研究におきましても細胞の陽性・陰性カウントでの評価が増加しており、多くの医療業界の方々がその単純作業に没頭し多くの時間を費やしている状況があります。さらに人によるバラつきや、先入観による判断における間違った結果なども問題になりつつあります。

これらの問題を解決するために、画像処理による高速細胞カウント機能が必要とされています。画像処理を用いることで、カウンタを手に持ち時間をかけてカウントする必要もなく、人によるバラつきも無くすことができます。


細胞膜抽出機能(HER2)の説明


HER2_情報1.pngHER2タンパクは正常細胞において細胞の増殖、分化などの調節に関与しています。何らかの理由でHER2遺伝子の増幅や遺伝子変異が発生した場合、細胞の増殖・分化の制御ができなくなり、細胞は悪性化してしまいます。このため、多くの種類のがんにおいて悪性化した細胞ではHER2遺伝子増幅がみられます。

免疫染色とは?

抗体を用いて、標本の組織内の抗原を検出する手法を、免疫染色といいます。免疫染色は、本来見ることができない抗原抗体反応(免疫反応)を、可視化できるようにするための発色操作のことを指します。この発色操作は、一般的なほかの染色手法とは異なるため、医療従事者・医学研究者・生命科学研究者の間では、「免染」と略されて呼ばれることが多くなっています。

本来、免疫染色は免疫組織化学(Immunohistochemistry; IHC)といわれます。また、「抗体染色」と呼ばれることもあり、保険診療に用いる場合、診療報酬上は「免疫抗体法」とされています。

免疫染色では抗体の存在や局在を顕微鏡で目視できるようにするため、抗体の特異性を利用することで組織を染め分けます。特定遺伝子の発現確認や、各種の「マーカータンパク質」を用いることで組織を染め分けた後、観察または画像解析を行うことは、病理診断にもよく使われる手法です。

この手法は、あらかじめ反応させる抗体などに前もって可視化できるようにしたうえで、組織標本内の抗原(または抗体)に対して抗体(または抗原)を含む液を一定時間反応させ、抗原と抗体を結合させることで行われます。

免疫染色の種類と原理

免疫組織化学染色法は、大きくは下記の3つに分けられます。

1.蛍光抗体法
2.酵素抗体法
3.金属標識抗体法

パラフィン切片を染色する場合は、2の酵素抗体法が用いられます。酵素抗体法には、「直接法」と「間接法」があり、一般に検出感度が高いとされている「間接法」の方が主流となっています。間接法には、下記の方法があります。

・ABC法(avidin-biotinylated peroxidase complex)

一次抗体を反応させた後にビオチン標識二次抗体を作用させ、さらに標識酵素を反応させる方法です。直接法に比べて高感度ですが、LSAB法やポリマー法ほどではありません。

・LSAB法(labeled streptavidin biotinyated antibody)

基本的にはABC法と同様ですが、ビオチンと酵素標識ストレプトアビジンを用いることでさらに感度を向上させた方法です。多くの市販キットが販売されています。

・標識酵素ポリマー法

反応が短時間でかつ、また他の間接法と比べて非常に高感度です。また汎用性も高く、アビジンビオチン反応とは無関係なので内因性ビオチンによる非特異的反応がありません。

免疫染色の実用動向

以前は明確な白黒の判断が困難であった病変に対して、免疫染色を駆使することで、現在ではかなり多くの判断材料が得られるようになってきました。免疫染色ではたとえば以下のようなことが分かります。

1. 病変が悪性であるか。
2. 病変が感染症であるか。
3. 病変が腫瘍の転移かどうか。
4. 転移だとすると原発はどこか。
5. 腫瘍の場合、有効な抗がん剤はどれか。

などです。免疫染色という技法は病理診断に大きな進歩をもたらし現在では必要不可欠なものになっています。


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